カッチャ(大・小)

硬い地面を掘る時に活躍してくれる、持ち運びも便利な三角ホー


購入数



< 基本仕様 >

● 本体サイズ
 【小】全長390mm×刃長120mm×刃巾105mm(重量:約400g)
 【大】全長390mm×刃長170mm×刃巾115mm(重量:約475g)
● 材質
  刃:50C鋼(炭素鋼)
  柄:椎柄(ニス塗り/GARDENROOMSオリジナルロゴ焼印)
● 生産地:兵庫県三木市(安随製作所)


< 商品の解説 >

硬い地面を掘る時に活躍してくれるカッチャ(三角鍬/三角ホー)。鍛冶職人による手打鍛造品です。

叩いて鍛えることにより鋼の組織が細かく、また均一になり、硬さと粘りのあるすぐれた商品に仕上がりました。
鋼材の50C鋼は、55C鋼に比べて粘りがあるので荒い作業に向いています。

右の写真のように、刃と柄を固定する留め具を内側にすることにより、柄を保護し磨耗を防ぎます。刃と柄が緩んできたら、楔(くさび)を叩いて調節してください。


〜 ポール・スミザーによる解説 〜

刃の重みを生かして、振り上げ動作と手首のスナップの力だけで強力に土を砕いてくれるから、ガラだらけの場所や粘土質でカチカチの地面ではスコップよりも作業がはかどる。

サイズ【大】は、GARDENROOMSオリジナルサイズで、大きいスコップやツルハシが使えない場所に低木を植えたり、斜面に植栽する時に便利!

また、動画を見てもらうと分かるけど、普段の雑草対策として、カッチャを横にして地面の表面を削ると小さな雑草の芽を取ることもできる。

カッチャの手入れには、刃物クリーナー、刃物椿油スプレー、純正荏油がオススメ。


動画で使用しているカッチャは旧タイプとなります。ご注意ください。






● 日本最古の金物の町【兵庫県三木市】からお届けします
三木市(みきし)は、兵庫県南部、神戸市の北西に位置する金物の町。5世紀中頃に大和鍛冶と韓鍛冶とが技術交流したのが始まりで、日本で最初の金物の町と言われています。
その後、16世紀後半、秀吉の復興事業により、荒廃した町の復旧の為に大工職人が集まり、その職人が使う道具を作る鍛冶職人が増え町を形成、現在に至ると言われています。

● 職人の技術を次代へ残すために
近年、量産技術向上・商品価格低下により、手作り品の良さが忘れられてしまいました。このままでは後世に技術が受継がれず、素晴らしい逸品が無くなってしまいます。
量産品と手作り品は、見ただけでは違いを判別しにくい物もありますが、実際に使ってみるとその質の違いに驚かされます。それは、一点一点、素材の特徴を生かし切った匠の技によって完成されたものだから。
機械生産と違い、数量ができないため、どうしても価格が高くなってしまいますが、それ以上の満足感を得る事ができる道具たち。大切なお庭の手入れに、末長くご活用ください。

● 安随製作所さんのご紹介
創業 昭和45年(1970年)。戦後間もないころから、手先の器用さを生かし、地場産業である金物製造のあらゆる部分に携わり技を磨いてきた創業者 安隨好一は、4人の息子とともに協力し、金属加工の下請け作業所を立ち上げる。その後は地元業者から仕事をいただきながら親子一丸となって火造りの技を磨き続け、昭和57年 農具製造元 安隨製作所として新たなスタートをきる。
以降、「金物のまち三木」という土地柄、全国に出入りする商人たちが依頼してくる様々な仕様の鍬、また農具以外でも建築土木、漁場など様々な場所で使われる手道具製作の依頼を「出来ないとは言いたくない」というおもいで、自由鍛造の技術を活かし、日々ユーザー様に喜んでいただく製品造りに励んでいる。
>> 安随製作所さんのページ

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